9月議会議事録 林登一般質問
更新日:2021年5月5日
動画見ながらでもよくわからないと思うので(文字で見てもわからないことあると思いますが・・・)、議事録アップしておきます。林登の一言一言、何を言っているか、特に林登に投票した方は議員としての活動をチェックしてくださいね!よろしくお願いします。 動画はYouTubeから
○1番(林 登君)
「市民報徳会」の林です。
この9月にて、議員の任期をいただいてから丸2年が経過いたしました。これからも初心を忘れず、一議員として精進していくことを改めて決意するところであります。
それでは、9月定例会において、通告に従い、一問一答形式にて質問させていただきます。
まず初めに、新型コロナウイルス感染症に関する情報発信についてであります。
石田議員、出合議員による代表質問や嶋田議員、中田議員の質問、答弁でもありましたとおり、国や県、小矢部市では新型コロナウイルス感染症に関する様々な施策、事業、対策に取り組んでいます。しかし、対象者自ら申請が必要な事業がほとんどであります。対象者に情報が正しく届かなければ、何の意味もなしません。そして、それらの事業は、対象者や解決しようとする課題も様々であり、情報を必要としている方全てに、正しい情報を的確に情報提供を行うことが容易ではありません。
小矢部市ではどのようにして、市民や事業者に対して新型コロナウイルス感染症に関する情報発信を行ってきたのでしょうか。お聞かせください。
○議長(藤本雅明君)
総務部長 古川正樹君。
〔総務部長 古川正樹君登壇〕
○総務部長(古川正樹君)
新型コロナウイルス感染症対策についての、これまでどのように情報発信をされてきたかといったお尋ねでございます。
本市における新型コロナウイルス感染症対策につきましては、まず2月21日に石川県において感染者が発生したことに伴い、翌日の22日に、市長を本部長といたしました小矢部市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置いたしました。以来、これまで16回の対策本部会議を行ってまいりまして、対策本部会議での決定事項、それから感染予防対策などにつきましては、広報おやべや市ホームページなどにおきまして、随時周知を行ってまいりました。
さらに、県砺波厚生センター小矢部支所、それから市医師会など関係機関と連係して、啓発のチラシを配布するなど、いち早く市民の皆様に最新の情報をお伝えする体制を整えてきているところでございます。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
様々な手段、ホームページや広報おやべを使って広報されてきたということですが、この情報は、十分に市民や市内の事業者に、情報が行き渡っていると認識されていますでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
総務部長 古川正樹君。
○総務部長(古川正樹君)
これまでの間の情報発信がうまくいっていたのかなというお尋ねだと思いますが、本市のほうでは、これまで感染防止、それから生活支援、緊急経済対策、この三つを基本といたしまして、緊急的かつ重点的に取り組んでいる事業を広報おやべ、それから市ホームページなどを通じまして、市民や事業者の皆様へ広く周知してまいりました。
あわせて、感染防止、拡大を食い止めるための徹底した行動変容、それに加えまして、新しい生活様式の徹底、基本的な感染症対策の実施、三つの密を徹底的に避けることなどにつきまして、周知に努めてきたところであります。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
周知徹底に取り組んできたということですが、中にはなかなか情報が分からないという、よく市民の声も事業者の声も耳にしました。
それで、このコロナ禍の中で、新しい情報、随時決定事項も、市のほうも2月から随時決まったことを発信されていることでありますが、新しい情報を求めて市のホームページにアクセスする方も、市のホームページを閲覧する方も増えたのではないかと思います。
今日は、市のホームページをちょっと印刷して持ってまいりました。これ今、小矢部市の新型コロナウイルス感染症に関する情報をまとめたホームページのページ、1ページでありますが、このホームページには現在でも、PDFへ直接飛ぶリンクが3件、小矢部市ホームページの別のページへのリンク、クリックすれば飛ぶところが37件、県や厚生労働省の外部ページへのリンクが9項目と、全部で49ほどのリンクが文字づらで項の、細かくは見えませんけれども、横に長く書いてあるのは全部リンク先の項目が貼られています。
これをパソコンの画面、スマホの画面で見ますと、この画面いっぱいにこの文字がだーっと、細かい文字ばかり並ぶんであります。一つ一つのPDFの文章のタイトルや、リンクが貼られた文章を一個一個読まなければ、探している情報にアクセスがなかなかできないのであります。つまり、どこに何の情報があるのか分からないです。
さらに、このホームページの一番上に表示されるのが、市長メッセージであります。上、4項目ほどが市長メッセージの文章に飛ぶPDFが貼ってあります。このホームページにアクセスする市民は、市長メッセージを読みたくてアクセスしているのでしょうか。
市長メッセージがいけないとかではないんです。市長メッセージは大事なものでありまして、市長メッセージはもちろん出していただくべきであり、非常にいいことだと思っています。ただ、重要な生活支援の情報、本当に生活に困っている方、それから、中田議員からも言われていましたが、本当に生活に困っていて、緊急的に支援が必要だ、何か市でやっていないのかと調べたときに、実はこの下にまだ同じぐらい、50ぐらい並んでいますので、同じぐらいのページが まだ下に続いています。下までスクロールをして見ないと、その情報にアクセスできないんですね。こういうのは、ウェブの業界では、ぱっと見の上でよく分からないなと思ったら、ページ飛ばしたりとか違う検索をしたりとかというふうなことをする、行動する方が多くて、大事な情報、見てほしい情報は、ネットの世界では一番上に出すのが当たり前なのであります。
市長メッセージを見てほしいという思いがあったのかと思いますが、これ本当に市民にとって必要な情報、今必要なこの情報の中で、市長メッセージが一番重要だとお考えだったのか、お聞かせください。
○議長(藤本雅明君)
総務部長 古川正樹君。
○総務部長(古川正樹君)
重要な情報といったことで、生活支援などの重要な情報がどこに表示されているか分かりにくいというようなご指摘でございました。
この本市のホームページにおける新型コロナウイルス感染症に関する情報につきましては、以前には、やはり見づらい、分かりにくいといったご指摘をいただいたこともあったところであります。
このことから、市ホームページのトップページに大きなバナーを作成して、新型コロナウイルス感染症の情報にたどり着きやすいように、改善を図ってきたところであります。
また、市民の皆様に対しまして、不要不急の外出の自粛とか、密閉・密集・密接、この三つの密を避ける、そういったことなどのお願いを市長メッセージとして、市民が一丸となってコロナウィルスに立ち向かう、そういった決意を発信をさせていただいたところであります。ご覧になられた方々からは、ある程度一定の評価をいただいているというふうに思ってございます。
しかしながら、議員のご指摘にもありますとおり、市民それから事業者の皆様に提供させていただきたい情報はたくさんございます。そのことから、PDFファイルへのリンク、それから外部ページへのリンク、そういったものを設定させていただいて、確かにページ内は文字表示が多くなっている現状にございます。
このことを踏まえまして、少しでも市民の皆様が分かりやすいホームページ、そういったものになるように改善を図っていきたいというふうに考えております。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
最もユニバーサルでなければならないと言われる行政のウェブデザインだけが、これネット業界から言わせる方がいるわけですね、世の中のウェブデザインから取り残されていると指摘する、こういう専門家もいます。
最新情報が更新されていることは、もはや当然であります。市民がこのホームページにたどり着いたのには訳があります。その訳はどういうことかといいますと、先ほども言いましたが、「生活が苦しくて支援を受けたい」なのか、事業者の方が「売上げが減少したことで金融支援を受けたい」なのか、「罹患したと思ったらどうすればいいのか」という市民なのか、こういった目的別にカテゴライズ、区別をして、市民に対する分かりやすいホームページになるのではないかと思います。
実際、小矢部市のほうではどのような問合せが、この新型コロナウイルスに関しては多いのでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
総務部長 古川正樹君。
○総務部長(古川正樹君)
どんな問合せが多いかといったお尋ねでございますが、市のほうに対しましては、電話によるお問合せがやっぱり最も多うございまして、主に事業者向けの金融支援、それから助成事業、そういったものに関するものが多うございます。
次いで、感染予防に関する問合せが多い、そういった状況にあります。
以上です。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
電話での問合せが多いということなんですが、いろんな、実際電話での対応をなくすためにLINEを使ったりSNSを使ったり、情報を分かりやすく発信することで電話の対応も減っていきますので、お互いに効率よく進んでいくというメリットもありますので、付け加えさせていただきます。
実際に今、幾つか特に多い項目があるということですが、実際にカテゴライズ、分別、分けて表示されているものがありましたので、ご紹介をしたいと思います。
首相官邸のホームページなんですが、令和元年台風第19号の関連特設ページのページであります。その一部でありますが、文字のフォントの強弱であったり、下のほうにカテゴライズしてあります、住まい、お金、医療、健康、それぞれ分野別に見ていただける、そこのページに飛べばそれに関連したことのみが表示されるという形で、見つけやすくなっているということであります。
小矢部市のほうでも、このように項目別に分けて表示すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
総務部長 古川正樹君。
○総務部長(古川正樹君)
今ほど、問合せの内容を項目別に分けたらどうかといったご提案でございました。
現在、本市のホームページのほうでは、健康予防について、それから生活支援等についてなど、項目別に表記しているところであります。しかしながら、今後、おっしゃるとおり問合せの多い項目を意識した、そういった見出しの表記内容へと改善することは必要であるかなと思ってございます。
あわせまして、イラストの活用などにより閲覧しやすい表記への見直しを検討していきたいなというふうに考えております。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
なので、項目別に分けて分かりやすいホームページを作るには、今ほどもイラストということが今、答弁にいただきましたが、こういうイラストはピクトグラムというそうですが、こういったものの活用、イラストの活用ですね、簡単に言えば、それが有効だと言われています。
例えば、出口へ駆け込む人のマークで非常口というサインがありますが、こういったイラスト。ほかで言えば、トイレの男女のマークですね、男性、女性と書かなくてもマークで識別できる。こういうぱっと見、一瞬で見た人にどんな情報がここにあるのか伝えることができる、こういうユニバーサルなデザインであります。なので、たくさん文字づらで説明するよりも、一発でどういう情報があるのかな、何となく認識できるんです。
なので、これはお年寄りでも、小さいお子さんでも、漢字が分からなくとも、何となく分かるというマークになります。実際に、この首相官邸のホームページでも、このように家のマーク、お金のマーク、病院のマークを使い、どんな情報があるのか分かるようにされています。
なので、今ほども言っていただきました、こういったピクトグラムの画像をしっかり、これはネット上にフリー素材たくさんありますので、一々素材を購入しなくても、デザイナーに高額なお金をかけてデザインをしなくても、安価な形でできるので、こういったものを利用するだけでもホームページの見た目、見やすさが劇的に変わると思いますが、いかがお考えでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
企画政策部長 澁谷純一君。
〔企画政策部長 澁谷純一君登壇〕
○企画政策部長(澁谷純一君)
議員ご指摘のとおり、ピクトグラムはイラストによって、クリックした先にどのような情報があるのかを直感的なイメージとして伝えることができるものであります。
本市のホームページにおきましても一部活用しているところであり、例としまして、トップページの「くらし・手続き」「移住・定住情報」「子育て・教育」などといった、各項目に合わせたイラストの配置などがあります。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症対策のページにおいては、ピクトグラムを使用していないことから、ピクトグラムを使用する前提となる項目の種類、ピクトグラム自体のデザインの選定に加え、各課が所管する新型コロナウイルス感染症関係のページを適切に分類することなど、一定の作業が必要でありますが、今後、より閲覧しやすいページとするため、これは活用に取り組んでいきたいと考えております。
また、今回の提案を機会としまして、先ほどからご指摘がございましたが、ホームページ全体におけるピクトグラムの導入につきましても検討を行い、より充実した市民目線の情報発信に努めていきたいと考えております。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
ありがとうございます。取り組んでいくということで答弁いただきましたので、どのように取り組まれるか、また見させていただきたいと思います。
しかしながら、こういったホームページ、インターネットにアクセスできない市民の方も多くいらっしゃいます。小矢部市の広報では、先ほどからも答弁で言っていただいておりましたが、新型コロナウイルス感染症に関する新しい情報、これは毎月掲載をされているのを私も見ております。しかし、毎月の広報では、ホームページに掲載されている情報のほんの一部しか、市民の方は得ることができないのではないかと思います。
そこで、今ホームページを改良していただいた上で、小矢部市民向けにホームページにあるような、県や国の情報も含めて整理した、見やすいチラシや冊子を、見やすいものを一つ作っていただいて、市民へ正しい情報を正確に、そして分かりやすく届けることにつながると思います。そして、庁舎内はもちろん公民館や学校などの施設、広報を置いているコンビニ等で配布することで、市民により広く、さらに広く届くのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
総務部長 古川正樹君。
○総務部長(古川正樹君)
今ほど、新型コロナに関する広報紙作成のご提案をいただきました。
議員ご指摘のとおり、市ホームページにアクセスできない方も現実にいらっしゃいます。そういうこともありまして、市ホームページで発信させていただいた情報につきましては、広報おやべ、それから市ケーブルテレビにおきまして、併せて情報発信に努めているところでもございます。
新型コロナウイルス感染症に関しましては、日々状況が変化し、随時市民の皆様に新しい情報を発信する必要がございます。このことから、校正作業とか印刷作業に時間を要する、そういった広報紙といった発行は難しいのかなというふうに考えております。
そういうことも踏まえますと、今後は市ケーブルテレビでの情報発信の充実について、検討していく必要があるというふうに考えております。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
もちろん常に情報は変わっていきますので、新しい情報を毎回時間かけて編集して整理してというのは、なかなか大変なことかとは思います。
ただ、ある程度の情報の整理をしていただいて、別に庁舎内で印刷できるようなレベルでも構わないと思います。それで、市として今の最新の情報、何日何日付の新しい最新の情報はこれです、それで詳しくは、インターネットが見られない方はお電話下さいでも構わないと思いますし、インターネットホームページ上に詳しい情報が載っていますなのか、そういった最新情報を紙でも配布できると非常にいいのかなと思っております。また検討いただけたらと思います。
あとは、そういった最新情報をという面では、インターネットホームページはもちろんですが、フェイスブック等のSNSも有効に、また活用していただけたらと思います。
今ほどの新型コロナウイルスに関する広報ももちろんでありますが、市民目線に立ち、市民の悩みに合わせた広報をデザインするには、専門的な知見やそれなりのセンスも必要だと言われております。また、新型コロナウイルス以外でも、観光PRや移住・定住の促進、シティプロモーションなど、小矢部市では広報を必要とする事業が、ほかにもたくさんあります。無理をせずプロフェショナルに頼むことも、生産性を上げる上では大事な判断かと思います。
そこで、広報アドバイザーを外部から招き、市全体の広報を見直すことが今、改めて有効だと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
企画政策部長 澁谷純一君。
○企画政策部長(澁谷純一君)
広報への外部人材の登用についてということでございます。
本市のホームページをはじめとする広報につきましては、各課の情報をその都度取りまとめて掲載するだけではなく、市民ニーズに沿った広報の在り方を意識し、市民の皆様に分かりやすい広報の発信に努めているところであります。
しかしながら、近年は地域間競争が激しくなっており、人や物の流れを取り込むため、いかに注目させるかという戦略的な工法の必要性が高まっていると認識しております。また、市が発信する広報も多岐にわたり、市全体としてのトータル的なデザインの重要性も高まっていると認識しております。
広報アドバイザーといったプロフェショナルを外部から招くことにつきましては、戦略的な広報の推進につながるだけではなく、議員ご指摘の生産性の向上も期待されるところでありますが、費用対効果、情報管理など、これは様々な観点から慎重に見極めていきたいと考えております。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
ぜひ、慎重であることも大事でありますが、ほかの自治体、市なり県とかで多いようですが、ほかの自治体でも実際に広報アドバイザーを入れられて、外部の人材を入れて活用されている事例も数多くあると聞いておりますので、またそちらも見ていただいて検討いただければと思います。
次の質問に移ります。
次に、小矢部市の職員採用についてであります。
まず、小矢部市の令和3年度職員採用試験の現況、さらに近年の動向についてお聞かせください。
○議長(藤本雅明君)
副市長 竹田達文君。
〔副市長 竹田達文君登壇〕
○副市長(竹田達文君)
令和3年度採用職員の採用試験の現況についてお答えをいたします。
試験でまだ終了しておりませんのが、来月実施いたします土木技術の初級、それと障害者対象の一般行政、これが来月実施しますので、これら二つの区分を除いた令和3年度採用職員の採用試験の状況ですが、採用予定者数が8名、これに対しまして応募者が35名、倍率にしますと4.4倍ということになりました。過去5年間を見てみますと、最も水準が低かったのが昨年度、3.3倍でございましたので、倍率にしまして1.1ポイント上回るということになりました。
これを職種別に見てみますと、一般行政は採用予定者2人に対しまして応募者が18人、倍率は9倍、土木技術の上級につきましては採用予定者1人に対して応募者が3人、倍率3倍でございます。次に、一般行政の社会人経験枠、これにつきましては採用予定者1人に対しまして応募者が9人、倍率9倍。土木技術の社会人経験枠、これにつきましては採用予定者1人に対して応募者が3人、倍率が3倍。土木技術の中級、これは短大卒を予定しておりますが、これにつきましては採用予定者1人に対して応募はございませんでした。保育士につきましては採用予定者2人に対して応募者が2人、倍率は1倍となっております。
なお、今回、今ほども申し上げましたが、土木技術の中級に応募がなかったこと、それと保育士については採用予定者2人のところ、最終的に合格者と決定しましたのが1人でありましたことから、土木技術については中級から上級に切り替えた上で、今月の1日から土木技術、保育士、改めて再募集を行っているという状況にございます。
また、新型コロナウイルス感染症の影響ということですが、今回の職員採用試験だけを捉えて、なかなかその影響を検証することは難しいと考えておりますが、本市におきましては、今年度の試験におきましても大体例年と同様なんですが、公務員と民間を併願する受験者、あるいは民間志望から公務員志望に切り替えたという受験者というのは少ないという印象を受けております。そういう意味におきましては、影響は限定的だったのかなというふうに考えております。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
昨年が一番低かったということで、近年は倍率がなかなか上がってはいないというふうな状況かと思います。そこで、多様な人材の確保と移住・定住を促進するために、UJIターン枠を創設し、県外から民間出身の新たな人材の確保を進めてはいかがでしょうか。
県外から市内への移住を条件にすることで、移住・定住の促進につながります。そして、民間での経験年数、例えば5年以上などの条件をつけることで、民間での経験を小矢部市で生かしてもらうことも期待ができます。
新たな採用枠を設け、より多様な人材を確保することは、今後の小矢部市において非常に重要だと考えますが、いかがお考えでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
副市長 竹田達文君。
○副市長(竹田達文君)
UJIターン枠の創設についてお答えします。
近年、民間企業等で培われたコスト意識、折衝力、調整力といった能力、経験を即戦力として発揮できる人材を求めまして、民間企業等職務経験者枠でありますとか社会人経験者枠という形で受験資格を創設し、採用試験を実施している自治体が増えておるところでございます。
ご案内のとおり、本市におきましても平成28年度採用のための平成27年度実施試験から、5年以上の職務経験を有する方を対象とした社会人経験者枠という採用枠を設け、有為で多様な人材の確保に取り組んでいるところであります。
平成27年以来6年間の社会人経験者枠の応募状況をざっくり言いますと、採用予定者総数14名に対しまして応募者は145名でありました。このうち受験時点で住所が市外あるいは県外という方が、応募者が98人、率にしますと67.6%。さらにこの中から県外という人だけを取り上げますと52人、全体の35.9%という形になっておるところでございます。
本市の社会人経験枠につきましては、市内とか市外とか県外とかという在住要件を設けておりませんけれども、UJIターンでありますとか転職でありますとか、それぞれ人生の転機を迎えられた方が、本市で働くことに魅力を感じられるという方については、市外、県外在住の方にも相当程度活用いただいているのではないかというふうに承知しております。
また、応募倍率的に見ても、比較的応募者が多数、現在おりますことから、この社会人経験枠の外に、あえてUJIターン枠を設ける必要はないものというふうに考えております。現在の社会人経験枠で十分そういう目的が、ある程度達成されているものというふうに考えております。
あと、次に、県外から市内へ移住することを条件に、移住・定住の促進につなげてはというご提案もございました。
受験資格に条件をつけるためには、その条件が職務遂行上必要なものかどうかという要件を満たす必要があります。その場合に、移住・定住の要件を設けるということが、この条件をクリアすることになるのかどうかというのは、非常に判然としないところであります。
加えまして、こういう移住・定住を条件とすることによりまして、応募者がどのように推移するかと。減っちゃったら元も子もないよねというふうな、そこら辺、はかりかねるところもございますので、これについては慎重に検討してまいりたいというふうに考えております。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
UJIターン枠を今創設することが、このコロナ禍の中で地方移住、東京にいて感染リスクが高い、かつ、という中で、地方への関心がより高まっている中で、市の意思表示としてUJIターンを積極的に採用すると、そういう意思表示につながると考えています。
そういう意味では、今の倍率が高い、非常にいい状況であるという社会人枠は、もちろん非常に有効だと思いますが、より多様な人材を確保する上では、富山県内の、特にIターンとかそういった外部の人材、東京でずっと仕事をしてきた、生まれも富山、小矢部ではない、そういった方というのは大分価値観が、やっぱり小矢部にずっといらっしゃる方とは違って、いい意味、悪い意味どっちでもあるかもしれませんが、多様な人材ということでは、そういった多様性を積極的に受け入れるという意思表示につながると思います。
なので、一般的な小矢部市の職員採用で社会人枠であれば、恐らく今、把握されているか分かりませんが、恐らく市外の方、県外の方のほとんどが、小矢部市にゆかりのある方や市出身者でないかなと思います。それ以外の方をどんどん入れていく、より多様な人材を入れていくためには、UJIターンをこの今のタイミングで、小矢部市として打ち出していくことが、私は非常に今後の小矢部市の発展のためには有効だと考えていますが、その点、再度お聞きいたします。
○議長(藤本雅明君)
副市長 竹田達文君。
○副市長(竹田達文君)
今のタイミングでUJIターン枠を設けることが、一定の効果を持つんではないかというご質問だと思います。
ただ、繰り返しになるかもしれませんが、そうした場合に、現在実施しております社会人経験枠との整理をどうするかということも、検討していかなければならないと思っております。かつ、面接なんかをしておりますと、この社会人経験枠の中で受けた方には、縁故の方ももちろんいらっしゃいますが、縁もゆかりもない方が受験しておられることもありますので、そういう意味では、現在の社会人経験枠の採用の中でも、多様な人材を採っていけることができるのかなというふうに考えております。
少し、将来の課題として検討させていただきたいと思います。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
将来的にはぜひそういった多様性、より多様な人材が必要でないかなと思っていますので、また検討いただきたいなと思います。
次の質問に移らせていただきます。
移住・定住促進とコラボインターンシップについてであります。
市内の民間企業などと連携して、大学生のインターンシップを受け入れる、コラボインターンシップというのを先日開催されていたかと思いますが、こちらのコラボインターンシップの実施の状況と、得られた成果についてお聞かせお願いします。
○議長(藤本雅明君)
総務部長 古川正樹君。
〔総務部長 古川正樹君登壇〕
○総務部長(古川正樹君)
今ほど、コラボインターンシップについてのご質問をいただきました。
本市では、中長期的な職員採用の活動の一環といたしまして、以前から大学等が主催する就職支援セミナーや合同企業説明会に参加するとともに、インターンシップとして学生の受入れにも積極的に取り組んでまいりました。
このような中、昨年度、市内の企業のほうから、市役所と民間企業合同でインターンシップを実施してはどうかと、そういった前向きな企画提案をいただきました。これは、市役所あるいは市内企業単体で実施するよりも、幅広い体験プラグラムの提供が期待できること、それから将来的に市内の就職者数の増加が期待できると、そういった考えから、この企画提案の趣旨に賛同して、参画を決定したものであります。
このコラボインターンシップと申しますのは、業種が異なる複数の企業が合同で実施するインターンシップのことを言いますけれども、今回の「コラボインターンシップ in おやべ」、これは市役所と市内企業の3社によりまして、初めて実施したものであります。
この「インターンシップ in おやべ」、この実施状況につきましては、8月31日から9月4日までの5日間、定員15人の学生を市役所と市内企業3社がそれぞれ1社ずつ日替わりで受け入れまして、おのおのが特色を生かしたプログラムを実施するとともに、最終日には全企業が集まりまして、グループディスカッションや講義のほか、学生と人事担当者との座談会など、合同プログラムを実施いたしました。
今回の事業を通して得られた成果ということでございましたけれども、最大の成果は、今回の参加者が市役所あるいは市内企業に就職して、そういった就職してくれることだと思っております。
最終日の座談会のほうでは、今まで小矢部市のことをよく知らなかったけれども、世界や国内で活躍している企業があることを知ることができてよかった、そういった意見や、職員との交流やグループワークが今後の就職活動に役立つものとなったと、そういった前向きな意見が多く聞かれましたし、アンケートの集計結果におきましても、「理想の働き方や志望職種を見つけるためのヒントを得ることができた」、それから「今後の就職活動に対して不安解消やモチベーションの向上につながった」、そういった回答を得ることができました。これらのことから、一定の成果があったものと評価をさせていただいております。
今後も機会がありましたら、積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
このコラボインターンシップについて、非常に効果が高いんだということを今答弁を聞いて、非常に感じました。
もう一つ、コラボインターンシップのいいところを一つご紹介、今できていなかったので、させていただきますと、本来インターンシップというのは、今、大学では単位になるということもあり、また将来のことを考える、就職について考えるきっかけになるということで、多くの学生が参加されているそうですが、ただインターンシップで単位になるという動機づけもあって参加する方が多いんですが、なかなか小矢部市内、中小零細の企業が多くありまして、インターンシップといいますと、今言われたように5日間、今回受け入れた、トータルでなんですが、5日間丸々1社で受け入れるということは、非常に負担が大きいと。全員が全員入社してくれるんであればやります、やれるかもしれませんが、そういうわけではないと思いますので、なかなか内容としても、何をやればいいかも考えるのが大変であります。
そういう意味では、なかなか中小零細の企業一社一社では、独自にインターンシップというのを開催、受入れが難しいのでありますが、そういった連携をすることで、一日一日、1社ずつ回っていただくことで受け入れることが容易になって、そしてふだん受け入れられない中小零細の企業が学生たちを受け入れて、自分たちの仕事について話をすることができる。学生たちも今まで知らなかった小矢部の企業について、知ることができるという機会を提供することができるのであります。
その中に小矢部市というのが入っているところでは、やっぱり小矢部市の仕事、小矢部市についても知らなかったというところが今の答弁でもありましたが、そういった効果が非常に期待できるなというふうに感じております。
なので、今答弁では、機会があればまたということがありましたが、機会があればではなく、ここまで一定の評価をいただいているのであれば、ぜひ来年度は小矢部市が主導になって、コラボインターンシップを企画、実施していってはいかがでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
企画政策部長 澁谷純一君。
〔企画政策部長 澁谷純一君登壇〕
○企画政策部長(澁谷純一君)
議員ご指摘のとおり、コラボインターンシップにつきましては、参加する学生にとって複数の企業、業界の仕事を一度に体験でき、様々な業種の内容を知ることができます。
また、受け入れる企業側にとっても、学生の受入れ期間が短期であり、負担が少ないとともに、従来であればアプローチすることが難しかった学生にまで接点が広げられるなど、双方にとってメリットがあり、非常に効果が高いものと認識しております。
本市といたしましても、市内企業への就業の促進、ひいては移住・定住人口の増加に大いに効果が期待できるものと考えております。
さて、ご提案のありました、市が主体、主導となってコラボインターンシップを企画、運営することにつきましては、現時点では考えておりません。市内企業への就職の促進や移住・定住人口の増加を図るためには、行政だけで取り組むには難しい点が多々あることから、今回実施されました「コラボインターンシップ in おやべ」のような民間活力を大いに期待するものであります。
今後も、今回開催されました団体への積極的な支援、市が主体ではありませんが、積極的な支援を行うとともに、新たな民間活力にも期待するところであります。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
もちろん民間主導で民間の活力を生かしてもらえたら、一番理想であると思います。ただ、民間の、小矢部市内の中小零細企業もなかなか、そういったことを取りまとめたりという手間をなかなか取ることができない状況もあると思いますので、今ほど支援をしていきたいということで答弁をいただきましたが、実際そういった面で支援を実際していただいて、こういったコラボインターンシップが民間主体で継続していけるように、またサポートしていただけたらいいなと思っておりますのでお願いいたします。
次に、小矢部市の魅力ある働く場ということで、「職場紹介シート」を移住・定住の側面で作成されていますが、それらの企業とコラボインターンシップを連携して、その企業と実施し、小矢部市在住の大学生や高校生、その市内就職を促進してはいかがでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
企画政策部長 澁谷純一君。
○企画政策部長(澁谷純一君)
今ほど議員、ご紹介のありました「職場紹介シート」につきましては、本市で生まれ育った子供たちが就職する際、本市の企業を選択肢の一つとしてもらうことを願いまして、魅力ある職場を大学生、高校生、その保護者等に広く紹介し、市内企業への就業の促進及び定住人口の増加を目的に作成し、今年度は現時点で47事業所の登録をいただいておりますが、今後も登録事業所の増加に努めていきたいと考えているところであります。
ご提案のありました「職場紹介シート」登録事業所でのコラボインターンシップにつきましては、同シートの作成意図とも合致しているところであります。また、現在本市が実施している産業観光を活用した大学生向けの「仕事ツアー」との相乗効果も期待でき、より一層市内企業への就業に寄与できるものと考えております。
しかしながら、インターンシップの受入れにつきましては、それぞれの事業所の受入れ態勢の整備等も必要でありまして、また現在のコロナ禍においては、各事業所も慎重になっていることから、まずはそれぞれの現状を的確に把握したいと考えております。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
ぜひ、これ非常に効果的だと思いますので、これは市がぜひ、先ほどの話じゃありませんが、主体的になって支援なりサポートなりをしていくことで広がっていくと思います。
47の事業者が、その「職場紹介シート」でも登録していただいているのであれば、恐らくそのほとんどの企業が、中小零細に当たると思います。そのほとんどの企業で、恐らくインターンシップ、受け入れたいけれども受け入れていない企業もたくさんあると思いますので、それの現状把握もしていただいて、まず企業の希望だけでもちょっと確認いただきたいんですが、そちらはいかがでしょうか。
○議長(藤本雅明君)
企画政策部長 澁谷純一君。
○企画政策部長(澁谷純一君)
先ほどからの、市が事業主体ということでありますが、先ほどの、やはりピクトグラムの件で、プロを外部から招く等ありました。民間の能力はすごく高いものと認識しておりまして、民間活力はやはり期待したい。
その中で今「職場紹介シート」、47事業所あります。47ある中には、やはりこういうことを主体となって、主導権を持ってこのコラボインターンシップをしていくことも可能な業者もいるかと思いますので、このあたり、47業者、主体となっていける者、先導となっていける者がいるかということは調査させていただきたいと思います。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
ぜひ調査していただいて、民間主体でやれれば一番理想ですので、行政からハッパをかけていく、提案をしていくという形で、そして必要なサポート、支援をしていくという体制、そういった形で民間の活力をうまいこと活用していく、そういった体制をしっかりつくっていただけたらいいと思いますので、よろしくお願いいたします。
そして、出合議員から代表質問で言わせていただきましたが、この新型コロナウイルスの感染拡大を機に、都市部から地方への移住に関心を持つ人が増えています。内閣府の調査によりますと、東京23区に住む20代のうち地方移住に関心を持つ人は、35.4%が今の調査でいました。今までは50代、60代が地方移住に関心を高く持っていましたが、リタイアされた方であったり一旦早期退職をしてという方が多かったようですが、最近では20代、30代の働き盛りを中心に、地方移住の関心が高まっています。
小矢部市として、このチャンスを逃すわけにはいきません。そこで、また同じコラボインターンシップになりますけれども、関東圏の大学生を対象として市内民間企業のコラボインターンシップ、これも民間主導でも全然いいと思うんで、これをぜひ、市がちょっとハッパをかけたり、これも市の支援がなければ、関東圏の大学生にアプローチをするということは非常に難しくなってくると思いますので、金銭的な支援であったり、そういった紹介をつないだりということ、そういったことは可能でしょうか。
○議長(藤本雅明君)
企画政策部長 澁谷純一君。
○企画政策部長(澁谷純一君)
議員ご指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症拡大を機に、都市部から地方への移住の関心が、若者世代でも高まっております。
本年6月にネットニュースにおいて、「テレワークが中心になったら住むべき街4選」の中に本市が選ばれたことからも、都市部からの移住に大いに期待をしているところであり、この機を逃すことなく、しっかり取り組んでいきたいと考えております。
ご提案の、関東圏の大学生を対象とした市内民間企業のコラボインターンシップにつきましては、先ほども申しましたとおり、コロナ禍において民間企業はその対策を慎重に検討していることから、これも現状を的確に把握することが必要であります。
また、関東圏の大学生を対象とする場合は、本市だけでは集客力や財源等の問題もありまして、実施に当たりましては、こちらは民間活力だけではなく、広く県レベルで実施できるよう富山県にも、これは積極的に働きかけていきたいと考えているところであります。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
ぜひそういった課題、クリアできるように県にも働きかけていただいて、小矢部市がイニシアチブを取って、市の民間企業だったりいろんなところも入れ込んで、県を主体でやる、そんなこともぜひ提案していただきたいと思います。
あと一つ、関連で質問いたしますが、そういった中で、ウェブインターンシップというのも可能でなかろうかと思います。であれば、ウェブでできることって限りがあるんですが、ウェブインターンシップというのも今の時代では、実際やっているところがあるそうであります。
なので、関東圏の大学生となりますと、受け入れる企業側も新型コロナウイルスの感染状況によっては、大丈夫なのという心配の声も出てくると思います。そこで、ぜひ県との連携もあってもいいと思いますが、多くの企業と連携をして、ウェブで少しずつ小分けして、一緒に取り組んでいくということも一つかと思います。そういったウェブの活用についても、ちょっと答弁をお願いします。
○議長(藤本雅明君)
企画政策部長 澁谷純一君。
○企画政策部長(澁谷純一君)
インターンシップをウェブ上でということであります。
やはり居住する際には、やはり人と人が接する、これが基本であるかと思いますが、今のコロナ禍にあっては、当然ウェブのほうに流れていく、これはもう重々承知しております。
これはいろんな自治体等、いろんな先進地を参考にしながら、やはりこれに流れていくことは、もう必至であると思っておりますので、こちらをしっかり勉強していきたいと、その方向も勉強していきたいと思っております。
○議長(藤本雅明君)
1番 林 登君。
〔1番 林 登君登壇〕
○1番(林 登君)
ぜひいろんな事例、今ありますので、参考にしていただければと思います。
最初の「職場紹介シート」においては、紙媒体でありますから、ウェブにも掲載はありますが、紙媒体での配布をして見てもらっている、 これが一番人と人の、全然接することはないと思いますけれども、その段階だと思いますので、紙で見て興味を持って、それでウェブ上で、ネット上で少し接点を持ってみる、それで実際訪問してみる、会ってみる、そういった段階があっていいと思いますので、それは求職希望者のニーズに合わせて対応していけるといいのかなと思いますので、そういったやり方は様々あっていいと思います。また研究、進めていただけたらと思います。
本日は新型コロナウイルス感染症に関する情報発信について、そして小矢部市職員の採用について、移住・定住促進とコラボインターンシップについての3項目について質問させていただきました。
私が言いたかったのは、一方的な情報発信ではいけないということであります。受け手側がありますので、新型コロナウイルス感染症の情報に関しても、何か情報を知りたい方がいる、求人に関する情報も何か情報を知りたい方がいる、そして移住・定住に関する情報、取組であっても、何かしら思いがあって、その情報を探している、きっかけを探している。それぞれ相手の状況がありますので、その相手に寄り添った、市民にも寄り添う、市外の方にも寄り添って考えていくことで、ホームページの1枚でも、すぐに改善できることはたくさん出てくるのではないかと思っています。
あとは工夫の仕方次第で、コラボインターンシップという、特段大きな予算を使わずしても一定の効果を得ることができる、そういった工夫することで効果を得ることができる取組は、このコロナ禍において非常にたくさんありますし、ほかの自治体でもたくさん、そういった事例が出てきているのではないかと思っています。
そのように市民目線で考えて実践していくことが最終的に、小矢部市に住んでよかった、そういう実感につながっていくものだと考えております。ぜひそういう視点で、今後も取り組んでいただきたいと思います。
以上で私の質問を終わりにいたします。ありがとうございました。
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