統一地方選挙で女性議員が過去最多!最年少市長26歳の誕生を踏まえ、思うこと。
2023年の統一地方選の後半戦では、大きな変化がありました。まだ少ないとはいえ、各地で女性議員が多く誕生しました。市長選では過去最多となる7人が当選!市議選では当選者の女性比率が初めて2割を超えました。
千葉県白井市、兵庫県宝塚市、東京都杉並区、埼玉県三芳町の4市区町では、女性の当選者が半数を超えるなど、小矢部市からすれば信じられない状況が実際に起こっています。
市長選では、前回より1人多い7人の女性市長が誕生しました。市議選では女性1,457人が当選しました。当選者全体の6635人に占める女性比率は22.0%となり、前回の18.4%を上回り過去最高となりました。これはすごいですね!
今回統一選のあった市議会の女性比率は、最高が千葉県白井市の55.6%、次いで兵庫県宝塚市の53.8%、愛知県日進市と東京都武蔵野市の50.0%でした。半数を女性議員が占めるという、素晴らしい議会がこんなにあるとは、羨ましいです。小矢部市でも半数が女性議員というのが理想の姿だと感じます。
芦屋市長選で初当選したのは、無所属新人でNPO法人理事長の高島 崚輔さん26歳でした。
特定の支持組織を持たず、中高の同級生やボランティアの協力を得て、草の根選挙を展開しました。さらに、SNSを通じて若者への浸透も図り、動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」も積極的に活用していました。
関西では、かなり維新の躍進が見られていますが、それは国政の政局争いの地方選挙ではなく、地方自治体の経営方針をどうするか、しっかり足元の課題に焦点を当てて市民が考えて投票行動をしている結果ではないでしょうか。
県内や小矢部市内でも自民党の公認や推薦の議員が大多数です。全国的にみても党員数が大変多い自民大国と呼ばれる北陸地域です。自民党は政権与党ですが、各市町村は千差万別。歴史背景・文化・地理的条件・産業構造・面積など全て違うのです。自民党が目指す国の姿はあっても、自民党が一律に地方自治体をどうするか、という議論は難しいと考えています。
結局は、自民党かどうか、そんな議論をいまだに地方議会や市町村長選挙でしている地域がありますが、古すぎると思います。つまり、今の選挙スタイルは古いと考えています。
私自身、そう考えて、30歳で小矢部市議会議員選挙に立候補した際は、完全無所属、地盤看板カバン何もなしで、立候補しました。それも、27歳まで東京にいたため、本当に何のツテもありませんでした。それでも本気で行動すれば、当選できます。
まだまだ時代が遅れている小矢部市では、自治会の推薦を受けずに当選した議員はおそらく私が初めてだったのではないでしょうか。
2回目の選挙では、新しいスタイルに挑戦しました。選挙といえば、選挙カー(街宣車)ですが、選挙カーは用意せずに歩いて政策を訴えました。うるさい選挙カーは名前の連呼で政策が伝わりませんから、意味がありません。その結果として、選挙カーを回していた他の現職候補者は票を減らす中で、私だけだが得票数を伸ばしました。
つまり、選挙に地盤・看板・カバン何もいらないんです。選挙カーすら不要です。必要なのは、地域の未来を考えて、今後の地域のあり方を政策提言する力です。中身のある政策をつくり行動するためには、未来を見据える力と、地域の課題をしっかり把握することが大事だと考えています。これさえ、あれば大丈夫です。
さて、次の選挙も改革派でいこう!と考えていたところ、芦屋市長選挙で26歳が当選したというニュースは私の考えが間違っていなかったと感じさせてくれました。
高島さんは、年配の議員などに相談すると全員が、当選できないから諦めろ!と言われたそうです。しかし、彼は自分の考えで行動して当選したのです。時代が変わったと感じました。
年配の経験値では想像できない時代になっている。過去の常識は通用しない時代になった。
大谷翔平さんも同じだと感じました。大谷翔平さんも二刀流を日本プロ野球界の重鎮たちから否定され続けいました。誰一人として、賛成していなかったと記憶しています。
大谷翔平さんも高島崚輔さんも周りの話を聴きすぎていたら、正しい判断ができなかったでしょう。
混沌としたこの社会、新しい時代のリーダーは、過去の経験や人生の先輩の意見に委ね過ぎず、自分の頭で考えて率先して行動していかなければ、時代に飲み込まれてしまう。そう強く感じました。
林登、私は、4月25日で35歳になりました。大学院での学びと社会人経験を糧に市議会議員と会社経営をしてきました。そろそろ次のステップへの準備を始めたい。
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